ワンさまニャンさま

2021年5月27日2022年6月24日

ワンさまニャンさまとは

愛犬のために猟師になっちゃいました… 麻布から山梨県に移住し、一軒家に住むこととなってから愛犬・柴犬の権太と出会い、わたしたち夫婦と共に暮らし始め、そこから調べたペットフード業界… 調べれば調べるほどにわからないことが多い… 一方、山梨では農作物を荒らすシカが鳥獣害として困りもの。それまで、シカは獲っては埋められていました。そこで、当方自ら猟師になって、工場をつくっちゃいました。今では仲間とともに捕獲したシカを解体・加工・製造・販売と一貫して行っております。

お取り扱い商品

無添加シカジャーキーや、シカのデンタルケア商品

商品へのこだわり

ワンコ用だからと言って妥協はしません。
もちろん我が家のワンたちも食べますから、最高の状態を追求しています。
シカの捕獲はワナを主に利用します。鉄砲で脳を止めるのではなく、放血の状態が変わるため、刃物・槍で心臓を一突きにして捕獲します。

捕獲後すぐに剥皮、内臓を取ります。その状態で３～４日、０度～１度の冷蔵庫で低温熟成します。お肉が良い状態になったところで、解体し冷凍します。
その後、スライス加工などを施し、低温でじっくりと乾燥いたします。低温でじっくり仕上げることで、いい香りの熟成香がするようになります。部位によってジャーキーでは丸１日、骨や腱の類は２～３日かけて乾燥します。

出来上がったものを一つずつ心を込めて袋に詰めて、ご注文頂いた際には、みんなの顔を思い浮かべながら梱包して発送しております。

当方は、シカの命を頂き、糧とさせて頂いております。これが、僕たちが頂いた命へのせめてもの恩返しだと思っております。それゆえ、最高の状態の物を作れるように努めております。

特記事項

〇シカのデンタルケア商品は注意書きをよくご確認ください
〇特にボーン（骨）、ホーン（角）は堅いので飼い主様の目の届く所であげてください
〇自然の商品の為、在庫切れが多々ございますが、ご容赦ください
〇加工には最善の注意を払っておりますが、部位によっては毛が多少残ってしまったりしますが、ご容赦ください

ご購入について

ネットショップでご注文下さい

実店舗について

なし

オーナーからのひとこと

樋山太一

命を知ってもらいたい。それが、僕たちの使命ではないかと思っております。
ペット業界のみならず、スーパーのお肉など、目の前に肉の塊となってしまうと、どうしてもそこに命があったことを忘れがちになってしまいます。
かく言う私自身もその通りでした。しかし、自ら猟師になって、わかったことがたくさんありました。
もとはそこに命があった。という事です。
肉となった動物たちも、好きで肉になっているわけではありません。本当はもっともっと生きたかった。そんな事が伝わる場面に何度も何度も出くわしました。

しかし、人間と獣の世界、境界線が必要なのです。はじめに人間が自然を侵しました。人間が獣たちの山の暮らしの中へ入り込んでいきました。しかし、昔々は自然に対し畏怖と感謝の念がありました。それゆえ、目に見えぬ境界線があり、そこに『共生』がありました。

残念ながら、昨今ではそれがどんどん忘れ去られてしまいました。これは、私が住んでいる地方だけの問題ではないのです。

地方で作られた野菜や果樹といった農作物は都会へ流通します。地方の山々の沢の水が集まり、川となり海へと流れます。私の住む甲州市は、奥多摩湖の源流です。即ち多摩川の源です。
奥多摩湖の水はもちろん都内でも使われています。
かく言う私自身も子供の頃は日野市で、奥多摩湖の水で育ちました。人間は自然によって生かされている。
それを伝えるお役目が私たちの仕事なのかな。と、思っております。だから、中途半端なことはできません。

お肉をただの肉とみて、安く仕入れて高く売る。安く仕入れるのだから、傷んだ肉でも何でもあり。どうせ犬が食うんだから、なんだっていいだろ。私たちにはそんなことはできません。

有り難く頂く命私たち愛犬家にとっては、ワンコも家族。家族の一員であるワンコたちに喜んでもらいたい。ワンコたちが喜べば、僕たちの活動に気づいてくれる飼い主さんも増えるはず。

ワンコを通して命を伝えるそれが、僕たちの作るシカさんの商品です。ぜひ一度、お試しください。